和名:コカブトムシ
学名:Eophileurus chinensis
大きさ:20〜24 mm
採集できる季節:4〜10月
採集できる場所:このコカブトムシは、奈良教育大学の吉備塚古墳のクヌギの木の下の土(腐植土:ふしょくど)でみつかりました。22 mmです。おおきいほうですね。よくみると、小さい角が頭のさきについていますよ。また胸(むね)のせなかにくぼみがあるのがとくちょうですね。
説明:くち木や腐植土や樹液のしみこんだ土のなかにすんでいます。虫や動物の死体(したい)をエサにしています。森のそうじやさんですね。

北海道(ほっかいどう)〜九州(きゅうしゅう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 黒色。
  • 頭楯(とうじゅん)は、まえにいくほどほそくなる。
  • 後肢(こうし:うしろあしのこと)の第一ふ節は三角形にひろがる。カブトムシは三角形にならない。
  • 上翅(じょうし)には、点刻列(てんこくれつ:すじのようにみえる)がある。カブトムシには点刻列はない。

♂の特徴

  • 頭に一本の角(つの)がある。
  • 前胸背のまん中にはくぼみがある。
  • 尾節板はまん中で高くなっている。

♀の特徴

  • 頭に角がない。
  • 前胸背にくぼみなし。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑II (甲虫編)北隆館

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